JOURNALコラム

【デザイナーズコラムVol.2】日本語フォントに迷ったらこれ!MANABIデザイナーがおすすめするシーン別フォント!

テレビや雑誌、ホームページから食べ物のパッケージ、看板や標識…
何気ない日常に溶け込む「フォント」。
私たちの生活は様々なフォントに溢れていますよね。
人が1日に目にするフォントは数100種類とも言われています。

また、日本語フォントには大きくわけると2つのフォルムが存在しています。
ひとつが日本的なしなやかさがある「明朝体」です。
明朝体にはフォルムの端にハネ・ハライがあり、
伝統的で信頼感のある印象を与えることができるのが特徴です。

もうひとつは力強さやモダンな雰囲気をもった「ゴシック体」です。
ゴシック体は直線的なフォルムを持ち、線がほぼ均等な幅でできた書体で、
視覚性・可読性に優れている特徴があります。

デザインでは、シーンにマッチしたフォントを選ぶことで
狙った印象を出すことができます。
ですが数多くのフォントをどうやって選ぶべきか悩まれている方も多いのではないでしょうか?

そこで、シーン別にMANABIデザイナーが
よく使うおすすめの日本語フォントをご紹介します!
フォント選びに迷った時、参考にしてみてください。

 

①かわいい・あたたかい印象を与えたい時

おすすめフォント:筑紫A丸ゴシック

丸みを帯びた、温かみを感じるフォントです。
特に漢字は角の部分が丸くなっており、
他のフォントにはない可愛らしさを演出できます!
太さも選べるので、元気で親しみやすい印象を出したい時は太く、
繊細で綺麗な印象を出したいと時は細くする、といった使い分けもできます。

 

②安心感や力強い印象を与えたい時

おすすめフォント:ゴシックMB101

ハネやハライが力強く、風格を感じるかっこいいフォントです。
「無印良品」の値札など実は広く日常で使われており、読みやすさも兼ね備えています。
見出しやタイトル・キャッチコピーに使えば、バシッと決まりますよ!

 

③ポップ・楽しそうな印象を与えたい時

おすすめフォント:TA-こころ

丸みを帯びつつ縦に伸びる形をした、個性的な形のフォントです。
ポップなデザインと相性がよく、ティーン向け雑誌でもよく見かけるフォントです。
見出しなどに使えば、一気に楽しそうな雰囲気をだすことができます!

 

④Webページを読みやすくしたい時に!

おすすめフォント:Noto Sans

Googleから提供されている「Noto Sans」は少し丸みを帯びた、優しくてモダンな雰囲気のゴシック体フォントです。
メイリオ・ヒラギノ…といった通常のシステムフォントよりもデジタルな印象がないのが特徴です。
フォルムに癖が少なく、ひらがなはスッキリとしているので、読みやすさにも優れています!

 

⑤番外編・MANABIオリジナル手書きフォント!

弊社では、デザインに応じて実際に手書きした文字を使うことがあります。
フォントとしては存在しませんが、ピンポイントで狙った印象をだしたい時にはおすすめです!
オンリーワンな雰囲気を出すことができ、クオリティの高さも演出できます。

 

いかがだったでしょうか?
フォントの選び方ひとつでシーンに合わせた印象をコントロールできます。
日常生活ではどのようにフォントが使い分けられているのか、
探してみるのも楽しいかもしれませんね!

私たちデザイナーは、紹介した以外にも多くのフォントを使い分け、
よりデザインが効果的に見えるように日々研究・工夫しています!

「こんな印象を与えたい」「こんなデザインを作りたい」
といったご要望があれば、ぜひ弊社に一度ご相談ください。
シーンにぴったりのご提案ができるよう、
フォントひとつからこだわって制作させていただきます!

教育関連のプロモーションについては、私たちCCG MANABIにお任せください。
お問い合わせから、お気軽にご連絡ください。

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